【活用ガイド】

JVNDB-2007-001138

IA64 システムで動作する Xen における情報漏えいの脆弱性

概要

IA64 システムで動作する、Xen には、mov_to_rr の RID 値の取り扱いに不備があり、VTi ドメインによって、他のドメインのメモリを読み取られる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 3.1.1 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

他のドメインのユーザにより、メモリ情報を奪取される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6207
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6207
  2. Secunia Advisory : SA27915
  3. SecurityFocus : 26716
更新履歴

  • [2008年03月21日]
      掲載