【活用ガイド】

JVNDB-2007-001127

Apple Mac OS X の Service Location Protocol (SLP) デーモンにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Apple Mac OS X の Apple Minimal SLP v2 Service Agent (slpd) には、登録リクエストの attr-list フィールドの取り扱いに不備があり、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11

想定される影響

悪意のあるローカルユーザによって権限昇格が行われる、または第三者によって任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル 富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA08-043B
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0355
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-043B
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-043B
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0355
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA08-043B
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-043B
  6. Secunia Advisory : SA23796
  7. SecurityFocus : 22101
  8. ISS X-Force Database : 31562
  9. SecurityTracker : 1017533
  10. SecurityTracker : 1019359
  11. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0239
  12. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 32693
更新履歴

  • [2008年02月25日]
      掲載

公表日2007/01/18
登録日2008/02/25
最終更新日2008/02/25