【活用ガイド】

JVNDB-2007-001034

HP-UX の swagentd におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

HP の HP-UX には Software Distributor (SD) の swagentd における sw_rpc_agent_init() 関数およびその他の DCE アプリケーションにおいて、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.23 
  • HP-UX 11.11 

想定される影響

第三者により、オペコード 0×04 DCE RPC リクエストに不正な引数を設定することでサービス運用妨害 (DoS) にされる、もしくは任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6195
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6195
  2. Secunia Advisory : SA28087
  3. SecurityFocus : 26855
  4. ISS X-Force Database : 39018
  5. SecurityTracker : 1019098
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-4220
更新履歴

  • [2007年12月27日]
      掲載