【活用ガイド】

JVNDB-2007-001013

Microsoft Internet Explorer の WPAD における中間者攻撃を受ける脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer の Web プロキシ自動発見 (WPAD) 機能には、プライマリ DNS サフィックスが第 3 レベル以上で構成されている場合、外部ネットワーク上の第 2 レベルドメインの wpad のホスト名を解決する脆弱性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 7
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows Server 2003 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) 
  • Microsoft Windows Vista
  • Microsoft Windows Vista (x64) 
  • Microsoft Windows XP sp3 
  • Microsoft Windows XP (x64) 

想定される影響

第三者の WPAD サーバによって中間者攻撃を受ける可能性があります。
対策

ベンダより対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Advisory : 945713
  • Microsoft Security Advisory : 971888
  • Microsoft Security Bulletin : MS09-008
  • マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ : 945713
  • マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ : 971888
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS09-008
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS09-008e
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5355
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5355
  2. Secunia Advisory : SA27901
  3. SecurityFocus : 26686
  4. SecurityFocus : 35255
  5. SecurityTracker : 1019033
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-4064
更新履歴

  • [2007年12月19日]
      掲載
    [2009年07月08日]
      ベンダ情報:マイクロソフト (971888) を追加
      ベンダ情報:マイクロソフト (MS09-008) を追加