【活用ガイド】

JVNDB-2007-000964

Apple Mac OS X のカーネルにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apple Mac OS X には、カーネルにおいて、親プロセスと同じキューを登録した kevent() 関数を使用して子プロセスを起動する際、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.4 から v10.4.10 のバージョン
  • Apple Mac OS X Server v10.4 から v10.4.10 のバージョン

想定される影響

悪意あるローカルユーザにシステムをサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル 富士通
  • 富士通 公開脆弱性情報 : TA07-319A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6127
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-319A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-319A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6127
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA07-319A
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-319A
  6. Secunia Advisory : SA27643
  7. SecurityFocus : 21285
  8. ISS X-Force Database : 30544
  9. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-3868
  10. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 30695
更新履歴

  • [2007年12月05日]
      掲載