【活用ガイド】

JVNDB-2007-000903

Red Hat Enterprise Linux 5 の Linux Kernel におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

AMD64 もしくは Intel64 プラットフォームで動作する Red Hat Enterprise Linux 5 上の Linux Kernel には、unwinder の修正に不備があり、サービス運用妨害 (DoS) となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

悪意あるローカルユーザによって、システムをサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4574
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4574
  2. Secunia Advisory : SA27322
  3. SecurityFocus : 26158
  4. SecurityTracker : 1018844
更新履歴

  • [2007年11月06日]
      掲載
    [2007年12月19日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス (kernel-2.6.18-8.12AX) の情報追加。
      ベンダ情報: ミラクル・リナックス (kernel-2.6.18-8.12AX) 追加。