【活用ガイド】

JVNDB-2007-000782

Cisco 製品の MGCP パケットにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco PIX、ASA セキュリティアプライアンス、Cisco Firewall Services Module (FWSM) には、MGCP パケットの処理に不備があり、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。(CSCsi90468 および CSCsi00694)
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Firewall Services Module (FWSM) 3.1
  • Cisco PIX/ASA 7.0  
  • Cisco PIX/ASA 7.1  
  • Cisco PIX/ASA 7.2  
  • Cisco PIX/ASA 8.0  

想定される影響

第三者により、デバイスを再起動され、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5568
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5568
  2. Secunia Advisory : SA27236
  3. SecurityFocus : 26104
  4. SecurityFocus : 26109
  5. ISS X-Force Database : 37259
  6. SecurityTracker : 1018826
  7. SecurityTracker : 1018827
  8. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-3531
更新履歴

  • [2007年10月26日]
      掲載