【活用ガイド】

JVNDB-2007-000719

Apple iPhone の Mail における中間者攻撃を受ける脆弱性

概要

Apple iPhone の Mail には、SSL 接続を使用した場合、メールサーバが変更された際や信頼されていないメールサーバへ接続された際、ユーザに警告しない問題が存在します。
この問題を利用されることで、中間者攻撃を受け、証明書やメールの情報が漏えいする可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • iPhone 1.0.2 およびそれ以前

想定される影響

第三者により中間者攻撃を受け、証明書やメールの情報が漏えいする可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3754
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3754
  2. SecurityFocus : 25856
  3. ISS X-Force Database : 36845
  4. SecurityTracker : 1018752
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-3287
更新履歴

  • [2007年10月10日]
      掲載

公表日2007/09/27
登録日2007/10/10
最終更新日2007/10/10