【活用ガイド】

JVNDB-2007-000717

Cisco Catalyst 6500 および Cisco 7600 シリーズにおけるループバック IP アドレスによる制限回避の脆弱性

概要

Cisco Catalyst 6500 および Cisco 7600 シリーズで使用されている Ethernet Out-of-Band Channel (EOBC) のインターネット通信のための 127.0.0.0/8 ループバック IP アドレスの取り扱いに不備があり、第三者により不正にアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco 7600 シリーズ
  • Cisco Catalyst 6500 シリーズ

想定される影響

第三者によって、デバイスに対して不正にアクセスをされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5134
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5134
  2. Secunia Advisory : SA26988
  3. SecurityFocus : 25822
  4. ISS X-Force Database : 36826
  5. SecurityTracker : 1018742
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-3276
更新履歴

  • [2007年10月09日]
      掲載