【活用ガイド】

JVNDB-2007-000649

PHP の glob() 関数における任意のコードを実行される脆弱性

概要

PHP の glob() 関数には、flags パラメータの不正な値を処理した際に、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、もしくは任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.2.3 およびそれ以前

想定される影響

第三者によって任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
  2. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3806
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3806
  2. Secunia Advisory : SA26085
  3. SecurityFocus : 24922
  4. SecurityFocus : 25498
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2547
更新履歴

  • [2007年09月12日]
      掲載

公表日2007/07/16
登録日2007/09/12
最終更新日2007/09/12