【活用ガイド】

JVNDB-2007-000575

Sun Java System Web Server における CRLF インジェクションの脆弱性

概要

Sun Java System Web Server には、リダイレクト Server Application Function (SAF) が、url-prefix パラメータと escape を無効にしている場合、もしくは、エラーコマンドが obj.conf において、url-prefix パラメータを使用している場合に CRLF インジェクションを受け、HTTP レスポンス分割攻撃を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Java System Web Server 6.1 (SPARC,x86,Linux,Windows,HP-UX,AIX)
  • Sun Java System Web Server 7.0 (SPARC,x86,Linux,Windows,HP-UX)

想定される影響

第三者により HTTP レスポンスを改ざんされ、Web キャッシュ汚染などの被害を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 103003
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4164
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4164
  2. Secunia Advisory : SA26326
  3. SecurityFocus : 25190
  4. ISS X-Force Database : 35783
  5. SecurityTracker : 1018504
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2766
更新履歴

  • [2007年08月20日]
      掲載