【活用ガイド】

JVNDB-2007-000561

IBM AIX の capture コマンドにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

IBM AIX の capture コマンドには端末における制御シーケンスの値をチェックする処理に不備が存在するために、過度に大きな値が入力された際に、スタックベースのバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 5.2 
  • IBM AIX 5.3 

想定される影響

悪意あるローカルユーザによって、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3333
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3333
  2. Secunia Advisory : SA26219
  3. SecurityFocus : 25075
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2676
更新履歴

  • [2007年08月08日]
      掲載