【活用ガイド】

JVNDB-2007-000475

IBM WebSphere Application Server の web コンテナにおける情報漏えいの脆弱性

概要

IBM WebSphere Application Server (WAS) の Web コンテナには、closed connection エラーの後に他のリクエストのレスポンスデータが含まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Application Server 6.0.2.19 およびそれ以前
  • IBM WebSphere Application Server 6.1.0.7 およびそれ以前

想定される影響

第三者に重要な情報を開示してしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています (WAS 6.1.0.9, WAS 6.0.2.21 で修正済み)。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3397
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3397
  2. Secunia Advisory : SA25817
  3. SecurityFocus : 24608
更新履歴

  • [2007年06月29日]
      掲載
    [2007年08月10日]
      ベンダ情報: IBM の情報を追加しました。
     ・1266069
     ・si-070806a