【活用ガイド】

JVNDB-2007-000433

Sun Solaris の Solaris Management Console の認証構造における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Sun Solaris の Solaris Management Console (SMC) には、認証構造に不備があるため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。本脆弱性は WBEM サーバに関連があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 
  • Sun Solaris 8 (sparc) 
  • Sun Solaris 8 (x86) 
  • Sun Solaris 9 (sparc) 
  • Sun Solaris 9 (x86) 

想定される影響

第三者に任意のコードを実行される可能性があります。サン・マイクロシステムズの情報によると、SMC サーバが動作している際に、悪意あるローカルユーザあるいは第三者により権限昇格が行われ、不正に root アクセスを取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 102902
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3094
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3094
  2. SecurityFocus : 24326
  3. ISS X-Force Database : 34735
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2076
更新履歴

  • [2007年06月14日]
      掲載