【活用ガイド】

JVNDB-2007-000383

BEA WebLogic Server の JMS メッセージ ブリッジに保護されたキューにアクセスするための適切な検証をしない問題

概要

BEA WebLogic Server の JMS メッセージ ブリッジには、ユーザ名とパスワードを設定していない、または connection URL が定義されていない時に、セキュリティアクセスポリシーによって保護されたキューにアクセスするための適切な検証をしない問題があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


BEAシステムズ
  • BEA WebLogic Express 7.0 SP7 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Express 8.1 SP6 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 7.0 SP7 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 8.1 SP6 およびそれ以前

想定される影響

第三者は WebLogic JMS メッセージ ブリッジを介すことで、セキュリティアクセスポリシーを回避して保護されたキューに不正なメッセージを送信する可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BEAシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2701
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2701
  2. Secunia Advisory : SA25284
  3. SecurityFocus : 23979
  4. ISS X-Force Database : 34287
  5. SecurityTracker : 1018057
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1815
更新履歴

  • [2007年06月01日]
      掲載