【活用ガイド】

JVNDB-2007-000377

BEA WebLogic Server の JMS におけるセキュリティポリシー回避の脆弱性

概要

BEA WebLogic Server には、JMS フロントエンド上でセキュリティアクセスチェックを実施し、JMS バックエンドサーバではチェックを実施しないため、保護されたキューに定義されたセキュリティポリシーを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


BEAシステムズ
  • BEA WebLogic Express 6.1 SP7 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Express 7.0 SP6 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Express 8.1 SP4 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 6.1 SP7 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 7.0 SP6 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 8.1 SP4 およびそれ以前

想定される影響

第三者が JMS バックエンドサーバに直接アクセスすることによりセキュリティポリシーを回避し、保護されたキュー内のメッセージを不正に読み書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BEAシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2696
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2696
  2. Secunia Advisory : SA25284
  3. SecurityFocus : 23979
  4. ISS X-Force Database : 34284
  5. SecurityTracker : 1018057
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1815
更新履歴

  • [2007年05月31日]
      掲載