【活用ガイド】

JVNDB-2007-000369

VIM の modelines 機能における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

VIM の modelines 機能を通して、writefile() 関数、feedkeys() 関数、及び system() 関数を実行するような細工されたファイルを開くことで任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Vim
  • Vim 7.0 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

第三者が巧妙に細工したファイルを VIM で開いてしまうことで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています (Vim 7.0 用パッチリリース)。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Vim レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2438
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2438
  2. Secunia Advisory : SA25024
  3. SecurityFocus : 23725
  4. SecurityTracker : 1018035
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1599
更新履歴

  • [2007年05月30日]
      掲載