【活用ガイド】

JVNDB-2007-000355

Microsoft Exchange Server における Base64 エンコードされた電子メールにより任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Exchange Server には、base64 形式でエンコードされた不正な MIME 形式の電子メールメッセージをデコードする処理において、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 2000
  • Microsoft Exchange Server 2003
  • Microsoft Exchange Server 2007

想定される影響

第三者が巧妙に細工した base64 形式でエンコードされた電子メールメッセージを処理することで、任意のコードを実行されてシステムを完全に制御される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS07-026
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS07-026
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS07-026e
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0213
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-128A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-128A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0213
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0012
  5. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2007-1801
  6. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて
  7. US-CERT Vulnerability Note : VU#343145
  8. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-128A
  9. Secunia Advisory : SA25183
  10. SecurityFocus : 23809
  11. X-Force Security Alerts and Advisories : 262
  12. X-Force セキュリティアラート&アドバイザリ : 262
  13. SecurityTracker : 1018015
  14. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1711
更新履歴

  • [2007年05月28日]
      掲載