【活用ガイド】

JVNDB-2007-000348

Sun Solaris の acl システムコールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris には、acl システムコールにおいて引数に不正な ACE_SETACL 値が渡された場合に、カーネルパニックが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 

想定される影響

悪意あるローカルユーザにより、細工したプログラムを実行されることでカーネルパニックが発生し、結果としてシステムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。また、潜在的に任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 102869
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2529
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2529
  2. Secunia Advisory : SA25162
  3. SecurityFocus : 23863
  4. ISS X-Force Database : 34147
  5. SecurityTracker : 1018009
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1683
更新履歴

  • [2007年05月28日]
      掲載