【活用ガイド】

JVNDB-2007-000346

PHP の substr_compare() および substr_count() 関数における情報漏えいの脆弱性

概要

PHP の substr_compare() 関数には、引数をチェックする際に整数オーバーフローが発生し、重要な情報が漏えいする脆弱性が存在します。PHP の情報によると、substr_count() 関数にも同様の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.2.1 およびそれ以前

想定される影響

第三者にメモリに関する重要な情報を読み取られることで、更なる攻撃に利用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1375
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1375
  2. SecurityFocus : 22851
  3. SecurityFocus : 24012
  4. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 32780
更新履歴

  • [2007年05月25日]
      掲載