【活用ガイド】

JVNDB-2007-000342

PHP の session_regenerate_id() 関数におけるメモリ二重解放の脆弱性

概要

PHP の新しいセッション ID の生成に利用される session_regenerate_id() 関数には、メモリの二重解放が発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 4.4.7 およびそれ以前
  • PHP 5.2.1 およびそれ以前

想定される影響

悪意あるユーザ定義エラーハンドラの呼び出しや memory_limit 制限などによる割り込みを利用することで、結果として任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1521
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1521
  2. Secunia Advisory : SA24505
  3. SecurityFocus : 22968
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0960
更新履歴

  • [2007年05月25日]
      掲載

公表日2007/03/14
登録日2007/05/25
最終更新日2007/05/25