【活用ガイド】

JVNDB-2007-000338

Sun Solaris 9 の Solaris Auditing (BSM) におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris 9 には、Solaris Auditing (BSM) 監査機能が有効になっている際に、システムパニックが発生する脆弱性が存在します。

サン・マイクロシステムズの情報によると、本脆弱性は特定の監査クラスが指定されている場合に発生します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 9 (sparc) 
  • Sun Solaris 9 (x86) 

想定される影響

悪意あるローカルユーザに本脆弱性を悪用されることで、BSM を有効にするシステムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 102900
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2465
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2465
  2. Secunia Advisory : SA25081
  3. SecurityFocus : 23751
  4. ISS X-Force Database : 34003
  5. SecurityTracker : 1017992
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1611
更新履歴

  • [2007年05月24日]
      掲載