【活用ガイド】

JVNDB-2007-000330

Red Hat および MIRACLE LINUX の sendmail におけるメール送信元を偽装される脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Linux 4 および MIRACLE LINUX V4.0 に含まれる sendmail パッケージには、外部ホストからの "localhost.localdomain" ドメインのメールメッセージを拒否しない問題があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 4.0 
  • Asianux Server 4.0 (x86-64) 
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

第三者により送信元アドレスのドメインが偽装されたメールが送信され、スパムメールの配信など、さらなる攻撃に利用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-7176
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-7176
  2. Secunia Advisory : SA25098
  3. SecurityFocus : 23742
更新履歴

  • [2007年05月23日]
      掲載
    [2010年04月27日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス (sendmail-8.13.8-8.0.1.AXS3) の情報を追加
      影響を受けるシステム:レッドハット (RHSA-2010:0237) の情報を追加
      ベンダ情報:ミラクル・リナックス (sendmail-8.13.8-8.0.1.AXS3) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2010:0237) を追加