【活用ガイド】

JVNDB-2007-000324

Red Hat Enterprise Linux カーネルの utrace サポートに関するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Linux のカーネルには、utrace のサポートに関するカーネルがクラッシュする脆弱性が存在します。本脆弱性の詳細は不明です。

※注意: kernel.org が提供する Linux kernel についても影響を受ける可能性がありますが詳細不明です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

悪意あるローカルユーザにより、システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0771
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0771
  2. Secunia Advisory : SA25080
  3. SecurityFocus : 23720
  4. SecurityTracker : 1017979
更新履歴

  • [2007年05月22日]
      掲載