【活用ガイド】

JVNDB-2007-000323

Apache Tomcat の calendar サンプルアプリケーションにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Apache Tomcat の JSP サンプルアプリケーションの一部として含まれる calendar アプリケーションには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Tomcat 4.0.6 およびそれ以前
  • Apache Tomcat 4.1.31 およびそれ以前
  • Apache Tomcat 5.0.30 およびそれ以前
  • Apache Tomcat 5.5.15 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 

想定される影響

calendar アプリケーションを使用している場合、第三者により任意の HTML や スクリプトを挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています (Apache Tomcat 4.1.32, 5.5.16 で修正済み)。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation サイバートラスト株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-7196
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-7196
  2. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1729
更新履歴

  • [2007年05月21日]
      掲載
    [2007年12月10日]
      影響を受けるシステム：ミラクル・リナックス (tomcat4 (V2.x)) の情報追加。
      ベンダ情報: ミラクル・リナックス (tomcat4 (V2.x)) 追加。

公表日2007/05/09
登録日2007/05/21
最終更新日2007/12/10