【活用ガイド】

JVNDB-2007-000285

Oracle Application Server の Oracle Discoverer サーブレットに関するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Oracle Application Server には、Oracle Discoverer サーブレットを介して TNS STOP コマンドを送信することで、Oracle TNS Listener がシャットダウンする脆弱性が存在します。(AS01)
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Application Server 9.0.4.3
  • Oracle Application Server 10.1.2.0.2
  • Oracle Application Server 10.1.2.2.0

想定される影響

第三者により TNS STOP コマンドを送信されることで Oracle TNS Listener がシャットダウンを起こし、結果としてサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2120
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-108A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-108A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2120
  4. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-108A
  5. Secunia Advisory : SA24929
  6. SecurityTracker : 1017927
  7. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1426
更新履歴

  • [2007年05月15日]
      掲載

公表日2007/04/17
登録日2007/05/15
最終更新日2007/05/15