【活用ガイド】

JVNDB-2007-000276

Oracle Database の Advanced Queuing コンポーネントに関する SQL インジェクションの脆弱性

概要

Oracle Database には、Advanced Queuing コンポーネントの SYS.DBMS_AQADM_SYS パッケージにおいて SQL インジェクションの脆弱性が存在します。(DB04)
信頼できる第三の機関において、本脆弱性には複数の脆弱性が含まれていると報告されていますが、詳細は不明です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 9.0.1.5
  • Oracle Database 10.1.0.5
  • Oracle Database 9.2.0.7

想定される影響

この脆弱性による影響は不明ですが、第三者に不正アクセスを受ける、またはサービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受けたり、一部の重要な情報を参照または改ざんされるなどの影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2111
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-108A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-108A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2111
  4. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-108A
  5. Secunia Advisory : SA24929
  6. SecurityTracker : 1017927
  7. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1426
更新履歴

  • [2007年05月14日]
      掲載