【活用ガイド】

JVNDB-2007-000261

Microsoft Windows XP の UPnP サービスにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft Windows XP の ユニバーサルプラグアンドプレイ (UPnP) サービスには、HTTP ヘッダの処理に不備が存在するため、不正な HTTP リクエストを処理する際に、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows XP sp3 
  • Microsoft Windows XP (x64) 

想定される影響

第三者が細工した HTTP リクエストを UPnP サービスが処理した際に、メモリ破壊を引き起こされて任意のコードが実行される可能性があります。本脆弱性は同一のサブネット上から悪用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS07-019
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS07-019
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS07-019e
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1204
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-100A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-100A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1204
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0010
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA07-100A
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-100A
  8. Secunia Advisory : SA24822
  9. SecurityFocus : 23371
  10. SecurityTracker : 1017895
  11. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1323
更新履歴

  • [2007年05月10日]
      掲載