【活用ガイド】

JVNDB-2007-000250

Microsoft Windows GDI の無効なアプリケーションのウィンドウサイズによる権限昇格の脆弱性

概要

Microsoft Windows の Graphics Device Interface (GDI) には、無効なアプリケーションのウィンドウサイズの処理により、権限昇格を引き起こす脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows XP sp3 
  • Microsoft Windows XP (x64) 

想定される影響

悪意あるローカルユーザが細工したプログラムを実行されてしまうことで、権限昇格が行われてシステムを完全に制御される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS07-017
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS07-017
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS07-017e
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5586
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-100A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-100A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5586
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0010
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA07-100A
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-100A
  8. Secunia Advisory : SA22668
  9. SecurityFocus : 23277
  10. SecurityTracker : 1017846
  11. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1215
更新履歴

  • [2007年05月08日]
      掲載