【活用ガイド】

JVNDB-2007-000247

Sun Solaris の不正な IP パケット処理によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris には特定の IP パケットを処理した際に、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
なお、本脆弱性は特定のフラグメント化された IP パケットにより引き起こされる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 8 (sparc) 
  • Sun Solaris 8 (x86) 
  • Sun Solaris 9 (sparc) 
  • Sun Solaris 9 (x86) 

想定される影響

第三者が細工した IP パケットを処理することで、CPU リソースが大量に消費し、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 102866
  • Sun Alert Notification : 103023
  • Sun Alert Notification 日本語版 : 102866
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2045
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2045
  2. Secunia Advisory : SA24857
  3. SecurityFocus : 23468
  4. ISS X-Force Database : 33597
  5. SecurityTracker : 1017911
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1375
更新履歴

  • [2007年05月08日]
      掲載
    [2007年08月10日]
      ベンダ情報: サン・マイクロシステムズ の情報 (103023) を追加しました。

公表日2007/04/12
登録日2007/05/08
最終更新日2007/08/10