【活用ガイド】

JVNDB-2007-000166

ベリサインの ActiveX コントロールにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

ベリサイン マネージド PKI サービスで使用されている ActiveX コントロール vscnfchk.dll にバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
この ActiveX コントロールは、Internet Explorer を用いて電子証明書を申請・更新・再取得する際にインストールされるものです。

ベンダからの情報によると、当該 ActiveX コントロールがインストールされている場合には削除することが推奨されています。また、電子証明書および電子証明書を用いた認証には影響ないことが確認されています。詳しくは、ベンダが提供する情報をご確認ください。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ベリサイン
  • マネージドPKI サービス - 詳細はベンダが提供する情報をご確認ください

想定される影響

巧妙に細工された Web ページや HTML 形式のメールを閲覧するなどにより、ユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ベリサイン
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1083
参考情報

  1. JVN : JVNVU#308087
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1083
  3. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0006
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#308087
  5. SecurityFocus : 22671
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載