【活用ガイド】

JVNDB-2007-000139

Cisco IOS の IPS 機能におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS の IPS (侵入防御システム) 機能には、ATOMIC.TCP シグネチャエンジンにおいて正規表現機能を利用する特定の IPS シグネチャを適切に取り扱わないため、デバイスがクラッシュする、あるいはトラフィック ロスが生じる問題が存在ます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.3 
  • Cisco IOS 12.4 

想定される影響

IPS 機能を有効にする Cisco IOS デバイスがクラッシュする、あるいはトラフィック ロスサービスが生じ、結果としてサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0918
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0918
  2. Secunia Advisory : SA24142
  3. SecurityFocus : 22549
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0597
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載