JVNDB-2007-000136
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Sun Solaris の in.telnetd におけるログイン認証回避の脆弱性
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Sun Solaris の in.telnetd には、正規のユーザ名に文字列 "-f" を含む USER 環境変数の誤った解釈により、ログイン認証が回避可能となる問題が存在します。
なお、サン・マイクロシステムズの情報によると、本脆弱性を悪用するワーム型ウイルスの活動が報告されています。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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サン・マイクロシステムズ
- Sun Solaris 10 (sparc)
- Sun Solaris 10 (x86)
- Sun Solaris 11 (sparc) (Nevada)
- Sun Solaris 11 (x86) (Nevada)
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システム上の telnet サービスにパスワードなしで特定のアカウントでログインされる可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
なおベンダの情報によると、回避策としてサービスを削除する際に生じる不具合が報告されています (Sun Alert 102799)。
また 2007/03/01 時点においてサン・マイクロシステムからワーム駆除スクリプト (inoculate.local) が提供されています。
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サン・マイクロシステムズ
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- 引数の挿入または変更(CWE-88) [NVD評価]
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- CVE-2007-0882
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- JVN : JVNTA07-059A
- JVN Status Tracking Notes : TRTA07-059A
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0882
- JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0007
- US-CERT Vulnerability Note : VU#881872
- US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-059A
- SecurityFocus : 22512
- FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0560
- Symantec Security Response : Solaris.Wanuk.Worm
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- [2007年04月01日]
掲載
- [2024年03月01日]
CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新
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