【活用ガイド】

JVNDB-2007-000132

PHP の session 拡張機能における safe_mode/open_basedir 制限回避の脆弱性

概要

PHP には、session 拡張機能において safe_mode および open_basedir による制限を回避可能となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 4.4.4 およびそれ以前
  • PHP 5.2.0 およびそれ以前

想定される影響

safe_mode および open_basedir によってアクセスが制限されているファイルに対して、不正にアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0905
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0905
  2. Secunia Advisory : SA24089
  3. SecurityFocus : 22496
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0546
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載