【活用ガイド】

JVNDB-2007-000123

Samba の nss_winbind.so.1 ライブラリにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Samba の nss_winbind.so.1 ライブラリには、Solaris 上の winbindd デーモンでこのライブラリを使用するように指定されている場合、gethostbyname()、getipnodebyname() 関数を介して引き起こされるバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Samba Project
  • Samba 3.0.21 から 3.0.23d までのバージョン (Sun Solaris プラットフォーム上のみ)

想定される影響

winbindd デーモンに対して不正なリクエストを送信されることで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Samba Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0453
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0453
  2. Secunia Advisory : SA24043
  3. SecurityFocus : 22410
  4. SecurityTracker : 1017589
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0483
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載