【活用ガイド】

JVNDB-2007-000116

Sun Solaris のループバックファイルシステムにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris のループバックファイルシステム (LOFS: Loopback Filesystem) には、non-global zone 内のローカルユーザによる読み取り専用の LOFS ファイルシステム上の一部ファイルの移動またはリネームを許してしまう問題が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 

想定される影響

この問題をローカルユーザに悪用されることでシステムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 102699
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0668
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0668
  2. Secunia Advisory : SA23996
  3. SecurityFocus : 22364
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0462
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載