【活用ガイド】

JVNDB-2007-000102

Apple iChat の Bonjour メッセージ処理によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apple iChat および InstantMessage framework における Bonjour による LAN 内のインスタントメッセージング機能には、不正な TXT キーを処理した際に、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
アップルの情報によると、iChat の Bonjour メッセージ処理において NULL ポインタ デリファレンスにより、アプリケーションがクラッシュします。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • iChat 3.1.6
  • Apple Mac OS X v10.3.x
  • Apple Mac OS X v10.4.x
  • Apple Mac OS X Server v10.3.x
  • Apple Mac OS X Server v10.4.x

想定される影響

ローカルネットワーク上の第三者により、アプリケーションがクラッシュする可能性があります。
対策

ベンダより対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0614
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0614
  2. Secunia Advisory : SA23945
  3. Secunia Advisory : SA24198
  4. SecurityFocus : 22304
  5. SecurityTracker : 1017661
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載