【活用ガイド】

JVNDB-2007-000078

X-Kryptor Secure Client における権限昇格の脆弱性

概要

Windows プラットフォームで動作するVPN クライアント製品 X-Kryptor Secure Client には、特定の状況下において悪意あるローカルユーザに対して権限昇格を許してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Barron McCann Technology Limited 
  • Install Release BMS1472
  • X-Kryptor Driver BMS1446HRR
  • Xgntr Version BMS1351

想定される影響

システム権限でのエクスプローラウィンドウの起動を許してしまい、結果としてシステム権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Barron McCann Technology Limited 
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0436
参考情報

  1. JVN : NISCC-462660
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0436
  3. CPNI Vulnerability Advisory : 0107
  4. Secunia Advisory : SA24045
  5. SecurityFocus : 22424
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0496
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2007/01/23
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01