【活用ガイド】

JVNDB-2007-000026

Apache における不正なリクエストによりディレクトリ一覧が表示される脆弱性

概要

Windows 版 Apache HTTP Server には、多くの "/" を含む URI を処理した際に、指定したデフォルトインデックスページではなくディレクトリ一覧が表示される脆弱性が存在します。

なお、オラクル社 「Critical Patch Update - January 2007」 により、Oracle 製品がこの脆弱性による影響を受けることが報告されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache HTTP Server 1.3.20
オラクル
  • Oracle HTTP Server

想定される影響

サーバ上のディレクトリ一覧を閲覧されてしまい、更なる攻撃に悪用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0729
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-017A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-017A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0729
  4. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-017A
  5. Secunia Advisory : SA23794
  6. SecurityFocus : 22083
  7. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0210
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載