JVNDB-2007-000001

Adobe Acrobat Reader プラグインにおける CRLF インジェクションの脆弱性

Adobe Acrobat Reader プラグインには、Microsoft Interent Explorer (IE) で使用する Microsoft.XMLHTTP ActiveX オブジェクトを利用することで、HTTP リクエストヘッダ部分に改行コード (CRLF) を挿入することが可能な脆弱性が存在します。これにより、HTTP レスポンス分割攻撃を受ける可能性があります。

アドビ

• Adobe Acrobat 3D
• Adobe Acrobat 6.0.5 およびそれ以前
• Adobe Acrobat Elements 7.0.8 およびそれ以前
• Adobe Acrobat Professional 7.0.8 およびそれ以前
• Adobe Acrobat Standard 7.0.8 およびそれ以前
• Adobe Reader 6.0.5 およびそれ以前
• Adobe Reader 7.0.8 およびそれ以前

ターボリナックス

• Turbolinux 10_f 
• Turbolinux Desktop 10 
• Turbolinux Multimedia
• Turbolinux Personal
• Turbolinux Server 10  
• Turbolinux Server 10 (x64) 
• ターボリナックス ホーム 

不正なスクリプトの混入により任意のスクリプトが実行され、重要な情報を取得されるなどの影響を受ける可能性があります。

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

アドビ

• Adobe Security bulletins and advisories : APSB07-01
• Adobe セキュリティ情報 : APSB07-01

ターボリナックス

• Turbolinux Security Advisory (英語) : TLSA-2007-13
• 製品セキュリティ情報 : TLSA-2007-13

1. その他(CWE-Other) [NVD評価]

1. CVE-2007-0047

1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0047
2. Secunia Advisory : SA23483
3. ISS X-Force Database : 31291
4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0032

• [2007年04月01日]
    掲載