【活用ガイド】

JVNDB-2006-003476

VMWare VirtualCenter クライアントにおける有効なサーバになりすまされる脆弱性

概要

VMWare VirtualCenter クライアントは、サーバ証明検証が有効になっている際、SSL セッション作成時にサーバの X.509 証明を検証しないため、有効なサーバになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware VirtualCenter 2.0.1 Patch 1 (Build 33643) 未満の 2.x、および 1.4.1 Patch 1 (Build 33425) 未満の 1.4.x

想定される影響

リモートの不正なサーバにより、中間者攻撃を介して、有効なサーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5990
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5990
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載