JVNDB-2006-003472

JVNDB-2006-003472
Dovecot におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
概要
Dovecot は、インデックスファイルが使用され、mmap_disable が "yes" に設定されている際、一つずれエラー (Off-by-one) によるバッファオーバーフローが発生する、およびキャッシュファイルに関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)
CVSS v2 による深刻度基本値: 5.0 (警告) [NVD値] 攻撃元区分: ネットワーク攻撃条件の複雑さ: 低攻撃前の認証要否: 不要機密性への影響(C): なし完全性への影響(I): なし可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム

Timo Sirainen Dovecot 1.0test53 から 1.0.rc14 およびその他のバージョン

想定される影響
リモート認証された IMAP および POP3 ユーザにより、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報
Timo Sirainen dovecot : 1.0.rc15 released
CWEによる脆弱性タイプ一覧 CWEとは?
その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE) CVEとは?
CVE-2006-5973
参考情報
National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5973
更新履歴
[2012年12月20日] 掲載

Dovecot におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性