【活用ガイド】

JVNDB-2006-003335

SSH Tectia Client/Server/Connector などの製品における RSA 鍵で署名済みの PKCS #1 署名を偽装される脆弱性

概要

SSH Tectia Client/Server/Connector、Manager、およびその他の製品は、exponent 3 を伴う RSA 鍵を使用している際、ハッシュを生成する前に PKCS-1 パディングを削除するため、RSA 鍵で署名済みの PKCS #1 署名を偽装される、および X.509 など他の PKCS #1 を使用する証明書を Tectia で検証されない脆弱性が存在します。
この問題は、CVE-2006-4339 と同様の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


SSH コミュニケーションズ・セキュリティ
  • SSH Tectia Client 5.1.0 およびそれ以前
  • SSH Tectia Server 5.1.0 およびそれ以前
  • tectia client server connector 5.1.0 およびそれ以前
  • tectia manager 2.2.0 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、RSA 鍵で署名済みの PKCS #1 署名を偽装される、および X.509 など他の PKCS #1 を使用する証明書を Tectia で検証されない可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SSH コミュニケーションズ・セキュリティ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5484
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5484
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#845620
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載