【活用ガイド】

JVNDB-2006-003204

Symantec AntiVirus などの製品で使用される NAVENG などのデバイスドライバにおける権限を取得される脆弱性

概要

Symantec AntiVirus およびセキュリティ製品で使用される (a) NAVENG (NAVENG.SYS) および (b) NAVEX15 (NAVEX15.SYS) デバイスドライバには、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • naveng driver
  • navex15 driver

想定される影響

ローカルユーザにより、IOCTL 関数 (1) 0x222AD3、(2) 0x222AD7、および (3) 0x222ADB への巧妙に細工された Irp を使用して重要なシステムのアドレスを上書きされることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4927
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4927
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#946820
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載