【活用ガイド】

JVNDB-2006-003176

Symantec AntiVirus Corporate Edition などの Real Time Virus Scan サービスにおけるフォーマットストリングの脆弱性

概要

Symantec AntiVirus Corporate Edition、および Client Security の Real Time Virus Scan サービスは、警告通知メッセージに関する処理に不備があるため、フォーマットストリングの脆弱性が存在します。
本脆弱性は、ベンダが発見した "二つ目のフォーマットストリングの脆弱性" のCVE-2006-3454 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • client security 1.x から 3.0
  • Norton AntiVirus Corporate Edition 8.1 から 10.0

想定される影響

ローカルユーザにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4802
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4802
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載