【活用ガイド】

JVNDB-2006-003017

Sun Solaris の squeue_drain 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris の squeue_drain 関数には、CMT プロセッサ上で稼動する際、サービス運用妨害 ("不良のトラップ"、またはシステムパニック) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 2.5 (sparc) 10

想定される影響

第三者により、大量の TCP 接続 ("TCP/IP の重い負荷") をオープンおよびクローズされることで、サービス運用妨害 ("不良のトラップ"、またはシステムパニック) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4117
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4117
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載