【活用ガイド】

JVNDB-2006-002721

VMware ESX Server における権限を取得される脆弱性

概要

VMware ESX Server は、認証資格情報を Base 64 エンコード形式で vmware.mui.kid および vmware.mui.sid クッキーに格納するため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ESX 2.0.2 未満の 2.0.x、および 2.5.2 patch 4 未満の 2.x

想定される影響

攻撃者により、クロスサイトスクリプティングといった攻撃を使用するクッキーを取得される (CVE-2005-3619) ことで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-2481
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-2481
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2006/07/26
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20