【活用ガイド】

JVNDB-2006-002718

MERAK Mail Server および VisNetic MailServer における絶対パスディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

(1) IceWarp Web Mail 以前の Windows 用の MERAK Mail Server および (2) VisNetic MailServer は、validatefolder PHP 関数が適切にサニタイズしないため、絶対パスディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2005-4558 での修正が不完全だったことによる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


deerfield
  • visnetic mail server 8.5.0.5 未満
IceWarp, Inc.
  • web mail 5.6.1
merak
  • mail server

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、mail/index.html への lang_settings パラメータ内の UNC またはフル Windows パス名および変更した language パラメータを介して、任意のファイルをインクルードされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

deerfield IceWarp, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-0818
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-0818
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2006/07/21
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20