【活用ガイド】

JVNDB-2006-002642

OpenBSD などにおけるセキュリティレベルを落とされる脆弱性

概要

OpenBSD および NetBSD は、usermode コードにディスプレイサーバの停止、および X.Org /dev/xf86 デバイスへの書き込みを許可するため、セキュアレベルを落とされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


NetBSD
  • NetBSD 1.5 
OpenBSD
  • OpenBSD 3.4 

想定される影響

root 権限を伴うローカルユーザにより、/dev/xf86 内の SMRAM アドレスへの書き込みを介して System Management Mode (SMM) ハンドラを置換されることで、次に System Management Interrupt (SMI) を介して新しいハンドラを起動され、セキュアレベルを落とされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NetBSD openbsd.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6730
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6730
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載