【活用ガイド】

JVNDB-2006-002607

NetBSD の procfs 実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

NetBSD の procfs 実装には、サービス運用妨害 (カーネルパニック) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.7 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


NetBSD
  • NetBSD 1.5 20061023 未満の NetBSD-current、NetBSD 3.0、20061024 未満の 3.0.1、および 20061029 未満の NetBSD 2.x

想定される影響

ローカルユーザにより、mount_procfs -o linux でマウントされた procfs ファイルシステム上の /emul/linux/proc/0/stat へのアクセスを試行されることで、NULL ポインタデリファレンスが発生し、サービス運用妨害 (カーネルパニック) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NetBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6655
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6655
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載